2012年2月26日(日)に、海南島近現代史研究会第9回定例研究会を開きました。
ご参加、ご協力どうもありがとうございました。
当日のビラはこちらです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ この集会は終わりました。
海南島近現代史研究会 第9回定例研究会
9回目の海南島近現代史研究会定例研究会を開きます。
みなさんの参加をお待ちしています。
と き:2012年2月26日(日)13時〜17時(開場12時)
ところ:大阪産業大学 梅田サテライト・レクチャーA室(大阪駅前第三ビル19階)
参加費:500円(会員は無料です)。
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■報告 海南島で日本語教師をしていたときのこと 細見f
1942年5月から約1年間、日本占領下の海南島東南部の陵水、椰林、多華地域で日本語教師をしていた海南師範学校1期生細見f(ほそみのぼる)さんに、海南島に行った経緯と、海南島で経験したことについて報告してもらいます。細見fさんは、当時のことを振り返って、“軍の宣撫班の尖兵という任務をおっている気持ちだった”、と話しています。
【補】 海南師範学校3期生だったYさん(三重県在住)の証言 竹本昇
【補】 海南師範学校と黒潮会 キム チョンミ
【研究報告T】 海南島における非軍人日本人の侵略犯罪 佐藤正人
海南島で侵略犯罪をくりかえしていたのは、日本政府の官僚や日本軍の将兵だけではありませんでした。日本企業の要員、日本語教師、「研究者」、従軍記者、日本軍慰問団員、アヘン栽培人、農民、商人、旅館経営者……として海南島に侵入した日本人が何をしていたのかを解析します。
【研究報告U】 日本人「研究者」のしょく民地意識――海南島と台湾 斉藤日出治
日本の占領下の海南島では、地質学、鉱物学、しょく物学、農学、民族学などの日本人研究者が「学術調査」をおこない、日本の領土として島を開発=搾取することを自明のことと考えていました。
この意識が台湾のしょく民地統治の延長にあるということを考えてみたいと思います。
【補】 日本人の海南島農業調査について 趙従勝
1939年2月、日本軍は海南島を占領し、熱帯軍需資源を確保するため、海南島農業開発政策を策定し、台湾関係を中心とした日本の各学術団体・機関に要請して、海南島農業調査を行なわせました。その調査団体の活動について報告します。
【調査報告1】 海南島昌江黎族自治県で建設中の昌江原子力発電所について
【調査報告2】 2011年10月下旬〜11月上旬の海南島「現地調査」
紀州鉱山の真実を明らかにする会として20回目、海南島近現代史研究会として7回目の海南島「現地調査」では、文昌市の錦山鎮排坑村、東閣鎮金牛流坑村、翁田鎮、瓊海市の長坡鎮楽古昌村と南宝村、中原鎮の長仙村と“三・一”被難公塚、万寧市の月塘村、保亭黎族苗族自治県の加茂、抗日根拠地があった尖峰嶺、東方市感城鎮感城村の麦家祠惨案の現場、臨高県の調楼鎮調楼村と抱村、澄邁県の新呉鎮龍楼村、石浮村などを訪ねました。
海南島近現代史研究会 http://www.hainanshi.org/
【事務局】 大阪産業大学経済学部 斉藤日出治研究室内
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