研究会

       

 

2011年8月28日(日)
海南島近現代史研究会 第5回総会・第8回定例研究集会を開きました。
ご参加、ご協力どうもありがとうございました。



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この集会は終わりました。    

 2007年8月5日に創立された海南島近現代史研究会は、「毎年夏の総会時の定例研究会とともに、毎年冬に定例研究会を開催します」という規約にしたがって、2008年2月10日に最初の定例研究会を開催し、同年8月3日の第2回総会時に第2回定例研究会を併催し、2009年2月8日に第3回定例研究会を開催し、同年8月9日の第3回総会時に第4回定例研究会を併催し、2010年2月14日に第5回定例研究会を開催し、同年8月22日の第4回総会時に第6回定例研究会を併催し、本年2月13日に第7回定例研究会を開催しました。

 8月28日に第5回総会と第8回研究会を開催します。
 みなさんの参加をお待ちしています。

 と き:2011年8月28日(日)13時〜17時半(開場12時)
 ところ:大阪産業大学 梅田サテライト・レクチャーA室(大阪駅前第三ビル19階)
 参加費:500円(会員は無料です)。
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主題:海南島における日本の侵略犯罪のいま


■証言 夫は海南島につれていかれた          イ ガンヒ(李康姫)
    韓g錫(ハンギソク)さんは、1943年ころ「朝鮮報国隊」に入れられ、ソウルの刑務所から海南島に連行され、1944年2月に、海南島南東部の陵水で亡くなりました。
    妻の李康姫さんが受けとった箱には、小さな骨が入っていたそうです。

■証言 アボヂの跡を追い続けて            ハン ガンス(韓光洙)
    韓光洙さんは、韓g錫さんと李康姫さんの息子さんです。
    昨年の海南島近現代史研究会第4回総会で証言していただきましたが、さらに話を聞かせてもらいます。

■報告 「朝鮮報国隊」の軌跡             キム チョンミ(金静美)
 日本海軍の要請と日本政府の閣議決定に基づいて、朝鮮総督府は、朝鮮各地刑務所の獄中者を選び「朝鮮報国隊」を組織し、1943年春から、2000人を海南島に送り出し、三亜や陵水の日本軍飛行場建設、田独や石碌の鉄鉱石採掘、石碌〜八所間の鉄道建設、八所港建設などを強制しました。そのほとんどが、海南島で命を失わされました。

■報告 海南島戦時性暴力被害訴訟ののち        海南島訴訟弁護団  杉浦ひとみ
    2010年3月2日、最高裁判所は,日本軍によって「慰安婦」とされた海南島の被害者が日本政府に対して謝罪と名誉回復並びに損害賠償を求めた「海南島戦時性暴力被害賠償請求事件」の上告を棄却し上告受理申立を不受理とすると決定しました。これによって、9年間にわたる裁判が終わりました。
    これからどうするのか、みなさんと共に考えたいと思います。

■討論 日本政府・日本企業に侵略犯罪の責任をどうとらせていくか

■報告 2011年春の海南島「現地調査」報告
   東山鎮、月塘村、「朝鮮村」、佛老村、金鶏嶺、黒眉村、板橋鎮、新龍鎮新村、八所、沙土……で

  海南島近現代史研究会
   【事務局】 大阪産業大学経済学部 斉藤日出治研究室内
   
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