2011年2月13日(日)
海南島近現代史研究会 第7回定例研究集会を開きました。
ご参加、ご協力どうもありがとうございました。
当日のチラシはこちら(PDFファイルです)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ この集会は終わりました。
7回目の海南島近現代史研究会定例研究会を開催します。
みなさんの参加をお待ちしています。
と き:2011 年2 月13 日(日)13 時〜 17 時(開場12 時)
ところ:大阪産業大学 梅田サテライト・レクチャーA室
(大阪駅前第三ビル19 階)
参加費:500 円(会員は無料です)
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主題:海南島とパレスチナ
■報告1 パレスチナでの参戦経験 足立正生
60 年前、イスラエルは中東で最も豊かな「乳流れ蜜溢れる地・パレスチナ」に「人無き土地に、土地無き人を」と騙って建国された。それ以降、今日まで、パレスチナ人への攻撃占領は続けられ、約半数の400 万人が難民として暮らす。その人々の苦難と悲惨は、難民キャンプから出撃するゲリラたちを生み出してきた。その力の源泉は「遥かなる我が故郷」への想いだ。では、何故、60 年間も占領と虐殺が続けられるのか?誰がそれを許しているのか?
それらの諸問題は、海南島の人々の今も続く占領と虐殺の悪夢と直結している。
■報告2 今も続くイスラエルの攻撃と占領について オマイヤ・アブード(Omaya Abboud)
1967 年以来今でも、レバノンに対するイスラエルの攻撃と占領が続いている。特に、姉や従兄妹たちが戦死した記憶は、私の生き抜こうとする原点だが、殺される恐れの中で生き続けて来たため、日本にいる今でも、東京の上空を航空自衛隊の戦闘機や輸送機が通る度に身体が自動的に反応して凍りつく。イスラエル国境地帯の村の人々の生活、特に、空襲や戦車隊の侵攻の恐怖が引き起こす精神的肉体的なダメージは、海南島の人々が今もなお抱えている精神的・肉体的な苦痛と共通のものだ。
【研究報告T】 マスメディアは海南島侵略をいかに報道したか 5 竹本昇
『朝日年鑑』、『文芸春秋』、『みさを』(海軍将校婦人会発行)、『愛国婦人』(愛国婦人会発行)などが、当時、いかに海南島侵略の犯罪性を隠して賛美してきたかを報告します。
【研究報告U】 海南島占領支配の実相 司令部派遣将校報告の分析 久保井規夫
日本軍司令部は、占領地・前線へ将校を調査に派遣した。その調査資料の一部は、防衛省防衛研修所戦史室が戦史叢書にまとめた内容から一部想起できるが、原本の閲覧は困難である。その希有な派遣将校の報告原本を入手できたため、分析し、報告する。
【調査報告】 祖父が海南島で何をしたのか 糟谷尚子
戦時中、海南島に赴任していた祖父。祖父の残した記録を元に、祖父が、日本軍が海南島で何をしたのか、その一端でも知りたいと思い調査した結果を報告します。
■2011年2月末〜3月初めの海南島「現地調査」の主目的と日程
■海南省民族学会、海南民間抗戦研究会準備会との共同研究・共同調査について
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