海南島 の「慰安所」には、海南島の漢族、黎族、苗族の女性、中国大陸、朝鮮、台湾から連行された女性が監禁された。
海南島では、女性を「慰安所」に監禁する性奴隷制度とは別個に、村落に侵入した日本軍の将兵による性的暴行、自由剥奪、継続的性的犯罪がおこなわれた。
少女の時、日本軍人に性奴隷とされた林亜金さん、黄玉鳳さん、陳金玉さん、ケ玉民さん、陳亜扁さん、黄有良さん、譚玉蓮さん、譚亜洞さんは、日本国を被告として、 「名誉及び尊厳の回復のための謝罪」と「名誉及び尊厳の回復がなされてこなかったことに対する損害賠償」を求めて、2001年7月に訴状を日本の東京地方裁判所にだした。
2006年8月30日、東京地方裁判所は、「原告らの請求は理由がない」として「棄却」するという不当判決を出した。
原告たちは、ただちに控訴した。
写真 2006年8月30日 判決日に東京地方裁判所に
入場する原告と弁護団と支援者
前列中央、帽子の女性が原告の陳亜扁さん
「慰安所」
日本軍が駐留した場所には「慰安所」があった
朴順来さんのこと
朝鮮人の朴順来さんは、1942年2月、海南島に連れてこられた
海南島の女性 日本政府を告発
2001年7月、林亜金さんら8人の女性が、日本政府を告発した
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